種まきから胃袋まで

農家が手掛ける安心安全なグルテンフリー製品

完全グルテンフリー米粉食パン

koshihikari bread

コシヒカリ米粉パン

 

新潟県長岡市にあります「株式会社中村農園」です。

 

 

米・大豆・菜種を栽培しています。

収穫した米を米粉に加工して、グルテンフリーの米粉食パンを製造・販売しています。

hikaribread.theshop.jp

 

コシヒカリパン断面



完全グルテンフリー米粉食パンは、1年がかりでやっと製品化にこぎつけました。

 

 

小麦グルテンを使わずに米粉パンを作るのは本当に難しいです。

なんたって小麦のパンみたいに膨らまない...

試作第一号は、パンじゃない...ういろうだ...

 

ういろう

 

 

スーパーマーケットでよく見る一斤サイズを目指して、試作を始めたのでショックでした。

当時は、最大でパウンドケーキ型で焼き上げるのが、精一杯で一斤サイズは程遠い目標でした。

 

 

 

それから「お手本」を探して、様々なお店の米粉パンを試食しました。

小麦のパンのようにしっかり膨らんでいる米粉パンを見つけた!と思ったら、小麦グルテン、増粘剤のどちらかが使用されていて、ガッカリしました。

可能な限り添加物を使わずに、体に優しい完全グルテンフリーで作ると決めていたので「お手本」となるものは、試食の中で見つけることができませんでした。

 

 

 

試作開始から、半年が過ぎようとしていたころ数えきれない試作の中で、ある糸口を見つけ一斤サイズへ大きく近づくことができました。

コシヒカリパン

 

 

 

米粉パンは、「ミズホノチカラ」という米を使用するのが一般的です。パン用の米粉としても販売しています。

「ミズホノチカラ」の粘りの弱い特性が、米粉パン作りに相性がいいと、米粉パンに携わる方に教えていただき、弊社で栽培する「こしいぶき」を製粉して作ってみました。

こしいぶき」は「コシヒカリ」に比べて、粘りが弱くあっさりとした味わいが特徴です。

作りやすかったのですが、「コシヒカリ」と比べて味気ないのです。

 

 

 

やはり、「コシヒカリ」の甘味・香りじゃないと物足りない!と感じてしまいました。

次に「こしいぶき」と「コシヒカリ」を米粉の比率を変えながら、混ぜ合わせ試作をしてみましたが、100%「コシヒカリ」で焼いた米粉食パンが一番おいしく感じました。

コシヒカリ」は新潟県が誇る米の最高傑作だと再確認し、「コシヒカリ」100%で作る一斤サイズの食パンを皆さんに楽しんでもらうために作り上げようと、思い立ち試作を続けました。

コシヒカリ

 

 

試作開始から1年、ついに完成した米粉食パンは小麦食パンを比べて、断面のきめが細かくどっしりしています。雪のように真っ白な食パンです。

小麦粉パンと違い、腹持ちが良く焼き色がつきにくいことが特徴です。

添加物は、発酵にどうしても必要なイースト菌のみ使用しています。

“余計なものは入れない”こうしてできたこのコシヒカリパンは、なぜか小麦・乳製品アレルギーがあるなしに関わらず、お子様のリピーターが多いのです。そしてコシヒカリパンで、「家族みんなでおなじもの」を楽しんで味わっていただければ幸いです。

 

 

弊社が栽培する「コシヒカリ」は、特別栽培米(60%減農薬)です。

少しでも安心してお召し上がりいただけるように、減農薬にて栽培しています。

製粉所は、小麦・小麦粉の持ち込みを禁止しておりますので、小麦アレルギーをお持ちの方にも安心してお召し上がりいただけます。

 

 

~原材料~

米粉 > 新潟県が誇るお米の最高傑作【コシヒカリ】を100%使用 特別栽培米(60%減農薬)自社産

※製粉所も小麦粉持ち込みを禁止

 

砂糖 > てんさい糖 北海道産

 

菜種油 > 圧搾一番搾り(薬品を使わず搾る製法)自社産

 

塩 > 国内製造

 

イースト > ドライイースト

 

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